突然ですが、カジノゲームの「バカラ（Baccarat）」をご存じですか？バカラはトランプカードを使って遊ぶ人気のゲームで、カードの合計が「9」か、それに近いプレイヤーが勝利します。一定のルールはあるものの、プレイそのものは至ってシンプルなため人気があります。ことに、日本人男性にも積極的に選ばれているカジノゲームだと言われていますが、その理由は何でしょうか？
バカラはオンラインカジノでもプレイできますが、賭け方はプレイヤーかバンカーのどちらが勝利するか、または引き分けとなるかをベッティングします。ほぼ運任せのカジノゲームとなりますが、それが功をなしたのか、日本人男性のハイローラーが最もプレイするゲームタイトルとしても知られているのです。
ここでは、なぜバカラが日本人男性に人気を博しているのか？その理由をバカラの魅力と共にご紹介します。シンプルだからこそ、はまりやすい？日本の文化を背景に人気の根源を探ります。
バカラが日本人男性に超人気な理由
それでは早速、バカラが日本人男性に人気を博している理由について迫ります。
ルールがシンプルでエントリーしやすい
バカラはブラックジャックに似たカードゲームですが、ブラックジャックよりもルールがシンプルでエントリーしやすいのが最大の魅力でしょう。つまり、初めての方でも気軽にプレイを始めることができるということです。
今まで「カジノに行ったことがない」「テーブルゲームに触れたことがない」という方もいると思います。そもそも、カジノは日本になく、近隣国でも韓国、マカオ、シンガポールまで足を延ばさないと実際にカジノゲームをプレイできませんが、オンラインカジノならそれを実現できます。日本で優良なオンラインカジノサイト、たとえば10betでライトニングバカラをプレイすることもできるので、腕試ししても良いですよね。
バカラのルールについては、基本的には最初に配られた2枚のカードの合計値が9になれば完全勝利、そうではなければ「9」を超えず、「9」に近い数字になったプレイヤーが勝利します。ちなみに「9」を超えるとバーストになり、負けとなりますので、ここが結果の分かれ道となります。
ハリウッド映画でも、豪華なカジノテーブルでバカラをかっこよくプレイするシーンを見たことがないでしょうか？いかにも一般の人には手の届かないような雰囲気を醸し出していますが、以外にそうでもないのです。
さまざまな種類のバカラをプレイできる
バカラが日本人男性に人気なのは、バラエティの豊富さにあります。バカラといっても一種類ではなく、国や地域によってプレイされているバカラタイプがいくつかあります。ことにオンラインカジノでは驚くほどの種類のバカラが提供されています。
バカラで最もポピュラーなのは「プントバンコ（Punto Banco）」で、世界的に最も知名度が高いバカラです。プントバンコはプレイヤーが「プント」、そしてディーラーが「バンコ」呼ばれます。その他以下のようなバカラのバリエーションがあります。
バカラのバリエーション
- ミニバカラ：別名スピードバカラ。ベット時間が10秒の速攻型バカラで結果を早く知ることができる
- ドラゴンタイガー：旧フランス領カンボジア発祥のバカラ。プレイヤーをドラゴン、バンカーをタイガーに見立て対戦する演出力の高いバカラゲーム。通常、カードが2枚のところ、1枚で勝負する。まさに一発勝負のハラハラするバカラタイプ。ハイローラーに大人気。
- シェマンドフェール：フランス語で「鉄道」を意味するバカラ。バンカー1名、クルーピア1名、プレイヤー8名から12名の大規模バカラ。
- バカラバンク：フランス生まれのバカラ。バンカー役はゲームの開始前にオークションで決定する。
- バカラスクイーズ：裏向きのカードをゆっくりとめくる焦らし演出が入った粋なバカラ。
- ラッキーバカラ：ベットできる箇所が通常より多いのが特徴。その分、当たる確率も分散する。
- ピークバカラ：カードを配布した後に、追加でベットができる。
バカラは「カジノの王様」と呼ばれるだけあり、バリエーションに至ってもキングクラスと言えますね。日本人男性は王様を意味する「キング」という響きに弱い？のかもしれません…。
日本人男性の分析好きがバカラにピッタリ？
ここでは、日本人という民族が生んだ独自性、特徴を掘り下げてみましょう。たとえば、星座占いや夢占い、行動から読み取る相手の性格など、世界の中でもトップレベルで「分析好き」なのだそうです。「なぜそうなるのか？」「なぜいこういう結果になるのか？」その道なりや構造、理屈などを考えて、「だから、こうなった！」と説明することが得意な民族だと言われています。
そんな生まれながらの特質を考えれば、バカラの出目についても確率を分析したいと考えるのかもしれませんね！もちろん、ほぼ運が決めるテーブルゲームではあるのですが、そこをあえて分析することで、新しい発見があったり、ひらめきがあることに、楽しみを見出すのが得意なのかもしれません。ちょっと、こじつけのようになりましたが、日本人男性にとっても、分析好きなところがバカラのシンプルさに相反して興味を搔き立てることもあると考えることができます。
日本で知名度高く信頼性の高い10betでライトニングバカラをプレイして、勝利や出目の確率を分析してみるのも良いかもしれません。経験は力なりと言いますが、日本人男性は実際に経験を積むことで勝利へのデータをゲットして、自ら結果を証明したいと考えることが多いとも言えます。日本人特有のまじめな性格も、分析好きという部分につながっているのでしょう。
バカラでシステムベッティングの威力を試してみたい
日本人男性には物事を深く考えたり、戦略を立てたりするのが好きな人も多いでしょう。もちろん、バカラの結果は運しだいということもありますが、それでも数学的に確率と統計を研究して、最も高い確率で結果を予測できる術があれば、試してみたいですよね。それが「システムベッティング」です。理論的に勝利する確率が上がるコツを学べば、戦略家の方は「ぜひ、試してみたい」と思うでしょう。
システムベッティングはバカラをはじめ、ブラックジャック、ポーカー、ルーレットなどのテーブルゲームで利用できる賭け方の方法を意味します。今回のバカラでは「罫線」や「貨運ティング」といったシステムベッティングが有効だとされています。
罫線
罫線（けいせん）は、ゲームの結果を表したいわゆる記録表のことです。罫線には大路（ダイロ）、大眼仔（ダイガンチャイ）、小路（シュウロ）、甲由路（カッチャロ）の4つがあり、目的や好みによって使い分けます。
- 大路（ダイロ）：ゲーム結果をストレートに記録した基本的な罫線。対戦相手との勝敗の分配率を見比べることで、次の賭けを予想する。
- 大眼仔（ダイガンチャイ）：最新ゲームと1列前の結果を比較した記録表。大きい動きを把握することができる。
- 小路（シュウロ）：最新のゲームと2列前の結果を見比べることができるので、ゲーム全体の流れを把握することができる。
- 甲由路（カッチャロ）：最新のゲームと3列前の結果を見比べることができ、小路よりもさらに大きな流れをつかむことが可能。
カウンティング
カウンティングはバカラの他、ブラックジャックでも使える有効的なシステムベッティングの一つです。カウンティングは配布されたカードのを頭の中で覚え、これから配られるカードを予測するメソッドです。つまり、引き算式に、「何が配られないか」を踏まえた上で、次に配布されるカードの数字を考えます。
たとえば、これから配られるカードに「5」以下の数字が多くあると予測される場合、手札の2枚の合計が6以下、3枚目が「5以下」になれば、カードの合計値が10以上になる可能性は低いと考えられます。
このように、さまざまな組み合わせやパターンを思考錯誤して考えながら、「次に何が来るか？」に集中するのがカウンティングの醍醐味です。カウンティングを使ってバカラをする時は、自分の手札と相手の手札の両方にどのようなカードが渡り、どちらが有利なのかを考えながらプレイすることが重要です。
その他、システムカウンティングにはマーチンゲール法やウィナーズ法、パーレー法、ハーフストップ法、グッドマン法などがあり、シンプルにフォローできるものから、紙とペンがないとできないものまでさまざまあります。
日本人男性にバカラが超人気な理由は、こういった戦略路線でプレイできることも、大きな理由の一つだと思われます。
まとめ
いかがでしたでしょうか？日本人男性がバカラに沼る理由をご紹介しましたが、それはシンプルだからこそ、より奥深く分析したいという日本人特有の「アナリシス傾向」が大きく影響している場合も多いようです。
国内ではカジノを含む統合リゾートの開発が進んでおり、バカラなどのカジノゲームに注目が集まっていますが、それ以前に、オンラインゲームの利用も5割超となっており、ゲームに対する意識や興味が高まっているようにも見えます。
さらに、日本人の余暇の過ごし方も変わりつつあり、かつて「旅行」がトップを完全支配していた傾向がやや薄れ、リモートという環境を利用して、個人で好きなことを自由にする風潮が目立ってきました。
