仮想通貨USDT（テザー）の購入方法は？初心者にも分かりやすく解説

2024年7月15日

仮想通貨市場では、米ドルに価値を連動させたステーブルコインであるUSDT（テザー）が安定した需要を誇り、この頃多くの投資家に利用されています。USDTは特に価格の安定性から、仮想通貨取引や投資の中で重要な役割を果たしています。しかし、初心者にとって、仮想通貨これから伸びるといわれているものの、仮想通貨の購入はハードルが高いと感じる人も多いのではないでしょうか？

そこで、今回はUSDTを手に入れるための基本的な方法を、初心者向けに詳しく解説します。

USDT（テザー）の概要

USDT（テザー）は、香港を拠点とするTether Limited社によって2015年2月に発行された世界初のステーブルコインです。この仮想通貨は米ドルと固定されており、「1USDT = 1ドル」のペッグを維持する設計になっています。

2024年7月時点では、USDT（テザー）の時価総額は約18兆円に達し、仮想通貨ランキングにおいてはビットコインとイーサリアムに次いで第3位の位置にあるため、テザーが使えるカジノも増えています。

USDT（テザー）の購入方法

日本円を使った基本的な仮想通貨USDTの購入方法を見てみましょう！

1. 国内取引所で口座を開設する

日本国内では直接USDTを購入することができないため、まず国内の仮想通貨取引所で口座を開設します。安全性が確保された仮想通貨取引所を選び、アカウントを作成しましょう。登録時には、身分証明書などを準備してKYC（Know Your Customer）手続きを完了させてください。代表的な取引所にはBitTrade、bitFlyerやコインチェックなどがありますよ。

2. 取引所に資金を入金する

国内取引所での口座の開設が完了したら、次はその口座にUSDTを購入するための資金（日本円）を入金しましょう。入金方法は取引所によりますが、基本的には銀行窓口やATMを利用した「銀行振込」「クレジットカード」や「コンビニ入金」です。コインチェックには、便利な「クイック入金」の入金方法も用意されています。自分にとって利便性の高い方法で購入資金を口座に入金してみてください。

3. 元手となる仮想通貨（BTCもしくはETH）を用意する

口座への入金が完了すると、いつでも取引を開始できます。国内取引所では、通常ビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）などの他の仮想通貨を購入し、これを元手にUSDTを購入します。

しかし、仮想通貨は他の金融商品と比べて価格変動リスクが大きい特性があります。そのため、取引を始める準備が整ったとしても、急いで取引を行うのではなく、まずは冷静に市況の動きを確認することが重要です。

4. 元手となる仮想通貨を海外取引所に送金する

元手となる仮想通貨を用意したら、USDTに対応している海外の取引所に送金しましょう。

5. 海外取引所でUSDTを購入する

国内取引所から送料したBTCやETHなどを使って、海外取引所でUSDTを購入しましょう。取引方法には成行注文や指値注文などがありますので、自分の投資スタイルに合った方法で購入できます。

USDT（テザー）を保有する利点は？

USDTの購入方法は解ったものの、保有するメリットが理解できなければ意味ないですよね？ここでは、USDTを保有する利点をまとめてみました。

価値の安定性

ビットコインやイーサリアムなど、ステーブルコイン以外の多くの仮想通貨は、一般に大きな価格変動があります。これは投資目的では問題ありませんが、実用性を考えると長期的な保有には不安が伴いますよね？しかし、USDTは価格変動が極めて少なく、安定した価値を提供しています。

取引の便利さ

海外取引所では広くUSDTを利用した取引が行われており、他の仮想通貨との交換や取引が容易です。他の仮想通貨には流通量が少なく、流動性が低いものが多く存在しますが、USDTは多くの取引所で通貨ペアとして提供されており、安定した換金が可能です。そのため、大口の取引を行っても市場への影響を最小限に抑えることができますね。

DEXでのイールドファーミングに最適

USDTは、分散型金融（DeFi）プロトコルでのイールドファーミングに対応しています。イールドファーミングとは、分散型取引所（DEX）などに仮想通貨を預けて流動性を提供し、報酬を得る方法です。そして、イールドファーミングでは、預けた仮想通貨の価格変動により「インパーマネントロス」という損失が発生してしまいます。しかし、ボラティリティが低いUSDTなら、その損失を抑えつつ報酬を得ることができます。