『令和の虎』竹之内の降板理由は?何があった?炎上の真相や現在についても

『令和の虎』竹之内の降板理由は?何があった?炎上の真相や現在についても

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YouTubeの人気チャンネル「令和の虎CHANNEL」で投資家として活躍していた竹之内社長が、突然番組から姿を消したことをご存知でしょうか。カリスマ経営者として多くの起業家志望者から注目を集めていただけに、この降板劇は大きな波紋を呼びました。

今回は、令和の虎の竹之内社長に一体何があったのか、降板に至った経緯や炎上の真相、そして現在についても詳しく見ていきましょう。

目次

竹之内社長とは?

竹之内社長は1977年生まれ、大阪府出身の実業家です。幼少期から「お金持ちになりたい」という強い願望を持ち、小学生の卒業文集にも「社長になりたい」と記していたほどでした。

大阪経済大学に進学したものの、わずか4ヶ月で中退。その後、美容室で働きながら経営ノウハウを学び、わずか1年半で店長に昇進します。そして31歳の時、リラクゼーションサロン「りらく」(現・りらくる)を創業しました。

資本金500万円から始めた事業は、独自の「仕組み化経営」によって急成長を遂げ、最終的には約270億円で売却されたと本人は主張しています。この成功体験を武器に、株式会社T’sインベストメントを設立し、20以上のビジネスに投資する投資家としても活動していました。

降板騒動の発端は暴露系YouTuberの告発?

竹之内社長の転落劇が始まったのは2023年1月のこと。

暴露系YouTuberとして知られるガーシー(東谷義和)さんが、自身のチャンネルで竹之内社長に関する衝撃的な内容を次々と暴露したのです。その内容は青汁王子こと三崎優太さんからの金銭詐取疑惑や、DJ社長からの500万円の借金問題など、多岐にわたるものでした。

これらの暴露は瞬く間にSNSで拡散され炎上、竹之内社長の経営者としての信頼性に大きな疑問符がつくことになります。特にDJ社長への借金問題は、返済期限や契約条件が不明確なまま借り入れが行われており、その後の返済も滞っていたとされています。

りらくる売却額270億円は虚偽だった?

暴露騒動の中でも特に衝撃的だったのが、りらくる売却に関する疑惑でした。

竹之内社長はSNSや出版物で「270億円で売却した」と繰り返し主張していましたが、この金額について複数の経済メディアや業界関係者から疑問の声が上がっていたのです。M&A業界の専門家からは、同規模・同業種の企業の一般的な売却額と比較しても現実的ではないとの指摘がなされました。

また、売却時の企業価値評価と主張額との間に大きな乖離があることや、決算公告などの公式書類との数字が合致しないことも問題視されています。こうした疑惑は、竹之内社長が自身の実績を誇張していたのではないかという見方を強めることになる。

全面謝罪と令和の虎からの降板

一連の暴露を受けて、竹之内社長は自身のYouTubeチャンネルで全面的な謝罪動画を公開しました。

「本当に申し訳ございませんでした。すべてを認めて謝罪したい」と述べ、疑惑について認める姿勢を見せたのです。しかし、この対応が事態の収束につながることはありませんでした。

令和の虎CHANNELの主宰者である岩井良明社長は、竹之内社長を番組から降板させる決断を下します。岩井社長は過去の賭けポーカー問題での炎上対応や、今回の騒動が他の出演者にも影響を及ぼしていることを考慮し、「正直、疲れた」として距離を置くことを表明しました。

令和の虎は起業家を支援する番組として人気を集めていただけに、投資家の一人がこのような問題を起こしたことは、番組全体の信頼性にも関わる重大な事態となったのです。

ドバイでの和解劇とその後の展開

降板後、竹之内社長はDJ社長の仲介により、ドバイに滞在していたガーシーさんのもとを直接訪問しました。

対面での謝罪を行い、一旦は和解に至ったとされています。しかし、竹之内社長は後日、この謝罪について「番組への暴露を阻止するために全面謝罪した」と告白。反社会的勢力との関わりや青汁王子への恐喝については「事実ではない」と否定する発言も行いました。

この発言は、謝罪の真意を疑わせるものとして、さらなる批判を招くことに。一度失った信頼を取り戻すことの難しさを物語る出来事となりました。

令和の虎メンバーからも批判の声

騒動を受けて、令和の虎の共演者からも厳しい批判の声が相次ぎました。

番組の趣旨である起業家支援から逸脱した言動や、共演者の信用を損なう行為に対して、メンバーの中には公式に距離を置く姿勢を表明する者も現れました。ちなみに、同じく令和の虎に出演していた細井龍さんも、美容外科医として活躍する一方で様々な話題を提供していますが、竹之内社長とは異なる形で注目を集めています。

番組を通じて築かれた起業家コミュニティの信頼関係を損なう行為は、単なる個人間の対立を超えて、コミュニティ全体の問題として捉えられたのです。

竹之内社長の現在

水面下での調整を経て、令和の虎に竹之内さんは復帰を果たしています。

岩井社長との間で和解が成立し、現在は番組に出演。復帰後は新しいタイプのウィッグを着用して出演し、岩井社長からの「ウィッグなしでの出演」という要望にも快諾する姿勢を見せるなど、関係修復に努めている様子が伺えます。

また、ビジネスメンターとしても活動を続けており、FiNANCiEで『ユダヤ式竹之内塾』プロジェクトを立ち上げています。2025年7月時点でメンバー数は6,000人以上、時価総額は38億6,700万円を超える人気プロジェクトとなっているそうです。

さらに、株式会社T’sインベストメントの代表として、月額制のコンサルティングサービスなども提供しています。2024年4月のセミナーでは、独自のセールスノウハウを公開し、50万円以上の商品で95%以上の成約率を誇る技術について語りました。

まとめ

令和の虎の竹之内社長降板騒動は、SNSでの影響力を持つ人物の言動がいかに重要かを示す事例となりました。

りらくる売却額の虚偽報告疑惑、借金問題、そして他者への金銭要求など、次々と浮上した問題は、一度築いた成功者としてのイメージを大きく損なうものでした。現在は令和の虎に復帰し、ビジネスメンターとして活動を続けていますが、完全な信頼回復にはまだ時間がかかりそうです。

今後、竹之内社長がどのような形で社会的信用を取り戻していくのか、その動向には引き続き注目が集まることでしょう。

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