日本の漫画作品である『さらば佳き日』は、ドラマになったほど話題になった作品です。そんな『さらば佳き日』ですが、口コミのなかには気持ち悪いといった内容がありました。純愛作品なのに、なぜ気持ち悪いといった意見があるのでしょうか。『さらば佳き日』が気持ち悪いといわれる理由について、詳しく解説します。
『さらば佳き日』とは?気持ち悪いといわれる理由
『さらば佳き日』は、日本の漫画作品で実の兄弟ながらも、夫婦生活を営む男女の話を描いています。純愛で、新婚といった幸せな雰囲気が漂っている作品ですが、禁断の愛がテーマとなっているのが、少し作品に陰りを見せているようです。
『さらば佳き日』のストーリー
『さらば佳き日』は絵本の出版社に勤務している男性と、保育士として活躍している女性の話をストーリーの主軸として進んでいます。仲睦まじい夫婦のように見えますが、実際は実の兄弟で衝撃の秘密を抱えていたというのが、ストーリーの肝です。
気持ち悪いといわれる理由
『さらば佳き日』が視聴者や読者から気持ち悪いといわれるのは、兄弟間で夫婦生活を営んでいるという禁断の愛がテーマになっているためです。実際に兄弟がいる人ならわかりますが、家族である存在に愛を覚えるのは気持ち悪いと思う人も多いでしょう。禁断の愛をテーマにしていますが、兄弟間で夫婦になるのは嫌悪感を抱くのも無理はありません。
『さらば佳き日』はドラマ版が不評?
漫画作品である『さらば佳き日』ですが、漫画では細かい描写まで描かれていますが、ドラマ版では放送の都合上、説明が不足していると感じられる部分もあるようです。ドラマ版がなぜ不評だったのか、詳しい内容を紹介します。
お互いを好きになった理由が曖昧
漫画では詳しく説明されているシーンや雰囲気で感じ取れますが、ドラマ版では兄弟でお互いを好きになった理由がわからないと、感情移入できない人が多かったようです。実際、兄弟間での恋愛に発展したなら、詳しい描写が入っても良さそうですが、ドラマ版では多くを語っていなかったようです。
周辺人物の苦悩が入ってこない
『さらば佳き日』のドラマ版では、周辺人物の苦悩について詳しく語られていないことがわかりました。漫画版では、男性同性愛者の友人や職場の同僚など、細かくストーリー展開されている内容がありましたが、ドラマ版ではそれほど深掘りされていなかったようです。そんな内容から、漫画版の設定が活かしきれていないと感じる人もいたのでしょう。
演技が入ってこない
役者の演技が、それほど感情的になっておらず、内容が入ってこないと意見がありました。演技に関しては、俳優の技術によるものが大きいので、演技の幅が人によって違うのは仕方ないことかもしれません。俳優の演技によって、ドラマの内容が入ってこなくて、楽しめなかった人もいたのかもしれません。
まとめ
『さらば佳き日』は、兄弟同士の恋愛がテーマになっている作品で、気持ち悪いと感じた人も多かったのかもしれません。実際に兄弟がいる人ならわかりますが、実の兄・妹に恋愛感情を抱くことは、ほとんどないでしょう。生理的な嫌悪感から、ストーリー展開が嫌と感じた人は少なからずいるはずです。また、ドラマ版は漫画版と違い、話を端折って解説することも多いので、漫画版の設定が活かされていないと感じた人もいるのでしょう。『さらば佳き日』は、面白い作品として人気ですが、内容が内容だけに人を選ぶ可能性があります。これからドラマや漫画を読もうとしている人は、あらすじだけでも理解しておくと良いかもしれません。