キムタク主演映画も公開!映画監督・大友啓史の代表作品は?

キムタク主演映画も公開!映画監督・大友啓史の代表作品は?

『令和の新しい時代劇』を作るという大きな挑戦を成し遂げたのは、絶賛公開中の木村拓哉主演の映画『レジェンド & バタフライ』でメガホンを取った大友啓史監督。同作は、公開初日の1月27日から9日間で興行収入10億円を突破する大ヒットを記録しています。『魔王』と恐れられた織田信長の生涯を、違った切り口から描いた作品は、著名人からも感動の声が寄せられているんです。

そんなキムタク 映画を作り上げた大友啓史監督、実は他にも数々の名作を残している売れっ子監督だということをご存知でしたか?誰でも一度は見たことがあるであろう『大友作品』、その一部をご紹介していきましょう!

目次

実はあの名作も!映画監督・大友啓史の代表作品

るろうに剣心 シリーズ(2012~2021年)

誰もが知る『るろうに剣心』の実写化シリーズ。公開からわずか2日後、興行収入ランキング初登場1位を記録するほどの大ヒット作となりました。2012年のシリーズ1作目から2021年の最終章まで、変わらぬ話題性と人気を誇り続け、最終的な興行収入は30.1億円を突破。世界64か国で上映が決定するなど、今もなお語り継がれる名作となりましたね。

プラチナデータ(2013年)

東野圭吾・原作のSFミステリー小説の実写化映画。二重人格を持つ主人公が、自分の中に宿るもう1つの人格の犯行の可能性がある殺人事件を追うという、手に汗握る作品でした。台湾や香港、シンガポールでも上映されるほどのヒット作となりました。

3月のライオン(2017年)

中学生でプロ棋士となった主人公が、自分の居場所を探しながら様々な出会いを繰り返し、交流を通して成長していく物語。上海国際映画祭に出品されるなど、海外からも高い評価を受けました。前編と後編に分かれて上映されましたが、それぞれのサブタイトルが『March comes in like a lion』『March goes out like a lamb』と、微妙に違っていることも話題となりました。これはイギリスのことわざを基にしたサブタイトルで、『3月のはじめはライオンのように荒れた天候が多いが、終わりのほうは仔羊のように穏やかな天候になる』という意味が込められているそう。1人で孤独に生きてきたと思っていた主人公が、後編では支えてくれた人たちに感謝の気持ちを持って、クライマックスを迎える。そんなあらすじを物語るタイトルでしたね。

大友啓史が演出を手掛けたテレビドラマ

『秀吉』(1996年)

大友啓史監督がザテレビジョンドラマアカデミー賞で監督賞を受賞したのは、大河ドラマ『秀吉』。豊臣秀吉を主人公にしたドラマは、なんと31年ぶりだったそう。最高視聴率37.4%という、歴代の大河ドラマの中で上位となる高視聴率を叩き出した名作となりました。本作以降、平均視聴率・最高視聴率いずれも30%を越えた作品は存在しないのだとか。

『龍馬伝』(2010年)

大友啓史監督がチーフ演出を担当したドラマ『龍馬伝』。坂本龍馬を主人公とする大河ドラマで、福山雅治さんが野性味ある龍馬を演じたことでも話題になりましたね。大友啓史監督は、芝居が終わってもカットをかけなかったり、現場に台本を持ち込むことを禁止するなど、場の緊張感を高める演出をされたそうですよ。

連続テレビ小説『ちゅらさん』(2001年)

シリーズ化されるほどに大ヒットした朝ドラ『ちゅらさん』も、大友啓史監督が演出の1人としてかかわった作品。家族の絆や恋愛、人間模様などを幅広く描いた群像劇でした。本作の主演・国仲涼子さんは、「朝ドラ2000年代のヒロイン人気ランキング」で堂々の1位を獲得したほどの人気作品となったんですよ。

土曜ドラマ『ハゲタカ』(2007年)

2年後の2009年には映画化もされるほど人気となったシリーズ。出演予定だった中村獅童さんが諸事情で出演を辞退し、代役に松田龍平さんが起用されたことでも話題を呼びましたよね。大友啓史監督は記念すべき第一話と最終話という、重要な回で演出を担当しました。

大友啓史が語る『レジェンド & バタフライ』の撮影秘話

大友啓史監督が、『レジェンド & バタフライ』を撮影する中で特に驚いたというのが、主演の木村拓哉さんのとある行動だったそう。木村さんは誰よりも早く現場入りし、織田信長を演じることへの気持ちを高めるために、セットを見つめながら一定の時間を過ごすのがルーティンだったのだとか。長年映画監督をしてきた中で、そういった作品への向き合い方をする俳優さんには出会ったことがなかったという大友さん。木村さんが醸し出す、まわりをも巻き込む緊張感に魅了されたといいます。

まとめ

キムタク 映画『レジェンド & バタフライ』が大ヒット上映中の、敏腕映画監督・大友啓史さん。これまでにも数々の話題作を手がけてきたことが分かりましたね。今まで描かれてきた「信長」とは全く違う角度から、1人の人間としての信長を魅せる本作、ぜひ劇場で、圧巻の映像美もあわせてお楽しみください。

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