「トナラー」が気持ち悪いと話題!どんな行為?体験談をまとめてみた

「トナラー」が気持ち悪いと話題!どんな行為?体験談をまとめてみた

最近、SNSで「トナラー」という言葉をよく見かけないでしょうか?実は多くの人が経験したことがある、ちょっと困った行動を指しています。今回は、話題の「トナラー」が気持ち悪いことについて詳しく解説し、実際の体験談もまとめてみました。もしかしたら、あなたも被害者になったことがあるかもしれませんよ。

目次

トナラーって何?

「トナラー」とは、ガラガラに空いているスペースがあるにも関わらず、わざわざ人の隣に座ったり、車を停めたりする人のことを指します。この言葉は「隣(となり)」から生まれたネットスラングで、2017年頃から使われ始め、コロナ禍以降に急激に広まりました。以下では、トナラーの行動についてまとめてみました。

駐車場編

  • 広い駐車場でスペースがたくさんあるのに、自分の車の真横に停める
  • 端っこに停めているのに、わざわざ隣に停めてくる

電車・バス編

  • 空いている車内で、隣の席に座ってくる
  • 他にも席があるのに、なぜか自分の隣を選ぶ

その他の場面

  • 映画館で空いている席があるのに隣に座る
  • 公衆トイレで個室が空いているのに隣に入る
  • 銭湯の洗い場で間隔を空けずに隣に座る

なぜトナラーは「気持ち悪い」と言われるの?

トナラーが「気持ち悪い」と感じられる理由を詳しく見ていきましょう。

パーソナルスペースの侵害

人間には「パーソナルスペース」という心理的な縄張りがあります。これは自分のテリトリーだと感じる空間のことで、見知らぬ人がこの範囲に入ってくると本能的に警戒してしまうのです。特にコロナ禍を経験した現代人は、他人との距離を意識するようになり、「なぜわざわざ近づいてくるの?」という疑問と不快感を抱きやすくなっているとか。

恐怖感や不安感

特に女性の場合、見知らぬ男性が空いているスペースを避けて隣に来ると、「何か意図があるのでは?」と警戒してしまいます。実際、SNSでは「下心があるのではと疑ってしまう」「正直怖い」といった声が多く見られます。

実害への懸念

駐車場でのトナラー行為は、単なる不快感だけでなく実害も心配されます。

  • ドアパンチ(ドアを開ける際に隣の車に当たる)
  • 駐車スペースが狭くなり乗り降りが困難
  • 接触事故のリスク増加

トナラーに関する実際の体験談を集めてみた

トナラーに遭遇した方の体験談を集めてみました。駐車場や電車、映画館など、さまざまな場面で「なぜわざわざ隣に?」と感じる瞬間があるようです。 それぞれのケースを詳しく見ていきましょう。

Aさん(30代女性)

「大型ショッピングモールの駐車場で、端っこの方にポツンと停めていたら、戻ってきたときに隣にピタッと車が停まっていました。他にもたくさん空いているのに、なぜわざわざ?と思いました。案の定、ドアを開けるときに隣の車に当たりそうになって冷や汗をかきました」

Bさん(40代男性)

「コンビニの駐車場で、5台停められるスペースのうち、1台だけ停まっていたので端に停めました。買い物から戻ると、なぜか私の車の隣に停まっていて、他の3台分は空いたまま。理解できませんでした」

Cさん(20代女性)

「夜遅くの電車で、車両にほとんど人がいないのに、中年男性がわざわざ私の隣に座ってきました。他にもたくさん席があるのに、なぜ隣に?と思って本当に怖かったです。すぐに別の車両に移動しました」

Dさん(30代男性)

「朝の通勤ラッシュが終わった後の電車で、ガラガラなのに年配の女性が隣に座ってきました。別に害はないのですが、なんとなく落ち着かなくて、次の駅で移動しました」

Eさん(20代女性)

「映画館でレイトショーを見に行ったとき、観客が10人もいないのに、隣の席に座ってきた人がいました。他にもたくさん空いているのに、なぜ隣?と思って集中できませんでした」

Fさん(40代男性)

「銭湯で洗い場がガラガラなのに、わざわざ隣に座ってきた人がいました。お湯がかかるし、なんとなく居心地が悪くて、場所を移動しました」

トナラーになる人の心理とは?

実は、トナラーと呼ばれる人の多くは、悪意を持って行動しているわけではありません。むしろ、本人は「普通の行動」だと思っているケースがほとんどです。

駐車場でのトナラー心理

  1. 広い駐車場では、他の車を目安にしたほうが停めやすいと考える人が多い
  2. 特徴のない平面駐車場では、他の車の隣に停めることで自分の位置を覚えやすくする
  3. 一人だけポツンと停まっているより、隣に車があったほうが安心

電車・バスでのトナラー心理

  1. 「詰めて座るのがマナー」と教わった世代の人は、空間を空けることに違和感を持つ場合がある
  2. 隣に人がいようがいまいが、いつも同じ席に座る習慣がある
  3. 考え事をしていたり、スマホを見ていたりして、周りの状況を把握していない

トナラーへの対策法

トナラーを避けるためには、座る場所や駐車スペースの選び方を工夫することが効果的です。状況に応じた対策を知っておくことで、快適な空間を確保しやすくなります。

駐車場での対策

  • 角のスペースを選ぶ:片側が壁や柱になっている場所を選ぶ
  • 入口から離れた場所に停める:不便な場所は避けられやすい
  • 1台専用スペースを利用:左右が壁で囲まれた場所を選ぶ

電車・バスでの対策

  • 端の席に座る:窓際や車両の端など、片側だけしか隣がない席を選ぶ
  • 荷物を隣に置く:ただし、混雑時は避ける
  • 移動する:トナラーが来たら、素直に別の席に移動する

気にしすぎも良くない?

一方で、「トナラーを気にしすぎるのも良くない」という意見もあります。

  • どこに座ろうが、どこに停めようが基本的には自由
  • 過度に神経質になるとストレスが溜まる
  • 明確な迷惑行為ではない

実際、SNSでは「自意識過剰では?」「気にしすぎ」といった声も見られます。

まとめ:お互いの価値観を理解しよう

トナラー現象は、現代人の距離感に対する価値観の違いを表しています。被害を受けたと感じる人にとっては確かに不快な行為ですが、トナラー側にも様々な理由があることを理解してください。大切なのは、お互いの価値観を尊重し合うこと。トナラーが気になる人は適度な対策を取りつつ、あまり神経質になりすぎないよう心がけましょう。もし自分がトナラーと言われるような行動をしていると感じたら、相手の気持ちを考えて、可能な範囲で距離を取るよう意識してみてください。多様な人が共存する社会では、お互いの違いを認め合うことが何より重要なのです。

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